使いやすいテキストエディタをご紹介します

みなさんはパソコンで文書の編集をしたことが一度はあると思いますが、使用したソフトウェアはどれもオーソドックスなものばかりであり、特にこだわりを持ったことはないと思います。

そこで、今回はテキストエディタの比較をしていきたいと思います。

テキストエディタの選び方

テキストエディタとはその名の通り、テキストファイルの編集をするソフトです。

Windowsであれば標準でメモ帳がついてくるので、使ったことがないという方は非常に少ないと思います。

しかし、テキストエディタによって機能は千差万別です。用途にあったテキストエディタを使用すれば、それだけ楽に文書作成ができると思います

使いやすいテキストエディタ

メモ帳

さて、まず皆さんに一番親しみがあるのがメモ帳ですね。

メモ帳はWindowsに標準搭載されているソフトウェアです。それはシンプルであり、基本的な文字入力しかできません。しかし、その結果としてお手軽に使えるものとして重宝します。また、スペックは要求しませんので、性能の低いマシンでも快適にしようすることができます。

ワードパッド

こちらもWindowsに搭載されているテキストエディタになりますが、メモ帳と比べ格段に機能が追加されています。

主な使用用途として、長文の作成、特殊文字を使用した文書の作成などが挙げられるでしょう。欠点はその動作にあると言えます。

しかし、機能が増加したことにより要求マシンスペックは格段に高まっています。ですが、近年発売しているPCですと、メモリは4G以上が主流となっていますので、新しいマシンを使用している方なら問題なく使用できることでしょう。

TeraPad

フリーソフトでありインターネットから無料でダウンロードできます。プレインストールされていないので、あとからインストールすることによって使用が可能となります。

テキスト整形機能がついているため、通常の文書の作成からコーディングまでさまざまな目的に使用可能であります。私もこちらのソフトウェアをこよなく愛しており、長年使用し続けております。

一番の特長はなんといってもオートインデント機能でしょう。これはコーディングをする上でかなり重要なことであります。通常のプログラミング言語であればインデントは必須ではありませんが、一部ではインデントによってそれが成立しているものもあります。

また、空白の表示機能があり、全角スペース、半角スペースを視覚的に捉えることができます。こちらも、全角スペースがコーディングの際の敵になりますので、非常に重宝する機能と言えるでしょう。

Vim

このソフトウェアはWindowsを使っている方からすればかなりマイナーなソフトウェアであると言えるでしょう。

VimはVi Improvedの略称で、旧エディタのViに多彩な機能を盛り込んだ、改良型のテキストエディタとしてほとんどのLinuxシステム上に標準で組み込まれています。

VimはGUIによる編集は非推奨となっていますので、主にコマンドライン上で動作します。

一部のファンの間では、このソフトがないと仕事ができないと豪語するほどです。なぜならば、こちらのソフトはマウスなしでも殆どのことをキーボードだけで実行できてしまうというすぐれものであるからです。

検索、置換、インデントなどもすべてパターンで指定します。

これだけ便利なVimでありますが、唯一の欠点としましては、ショートカットの数が膨大であり、覚えることが大変であるため、初心者には敷居が高いことが一番に挙げられるでしょう。

ショートカットキーを覚えていなければVimの恩恵はまったく受けることができません。コピーペーストはおろか、カーソルの移動すらできません。(Vimのカーソル移動はH J K Lキーを使用します。)

まだまだ根強い人気がありますので、一度使ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

以上、テキストエディタの比較でした。私はTeraPadを主に使用していますが、他にも便利なものはたくさんあります。ぜひ、自分にあったソフトを探してみてください。きっと良いものが見つかるはずです。皆様の快適PCライフを応援しております。