2020年10月にNVIDIAが発表した最新のグラフィックボードである、RTX3000シリーズはRTX2000シリーズの上位互換を目指して開発されました。
RTX3000シリーズはRTX3070、RTX3080、RTX3090の三種類を持ち、この中でのロウエンドである3070でさえ、前ハイエンド・グラフィックボードであるRTX 2080Tiを上回る性能を誇ります。
この記事ではRTX3000番台との比較や過去シリーズとの比較を踏まえて、RTX3080の紹介をします。
RTX 3080の性能比較
RTX 3090 | RTX 3080 | RTX 3070 | |
アーキテクチャ | AMPERE | AMPERE | AMPERE |
製造プロセス | 8nm | 8nm | 8nm |
CUDAコア数 | 10496 | 8704 | 5888 |
Tensorコア数 | 328 | 272 | 184 |
定格クロック | 1400MHz | 1440MHz | 1500MHz |
ブーストクロック | 1700MHz | 1710Mhz | 1730Mhz |
メモリ容量 | 24GB | 10GB | 8GB |
メモリタイプ | GDDR6X | GDDR6X | GDDR6 |
RTX 3000シリーズの性能は以上の通りです。
CUDAコア数が全機種において大幅に増量され、4Kゲーミングに対応しました。またメモリ容量も増加され、繊細なテクスチャを読み込むことが可能になりました。
過去シリーズとの比較
RTX 3080はRTX2080Tiを超えた性能を誇ります。例えば、CUDAコア数やクロック、メモリ容量等で性能に勝り、ゲーム中での平均FPSも向上しています。
またDLSS機能もTensorコアの増加で強化されており、高解像度で楽しむ際に、ディティール表現によるFPS低下問題も改善されています。