Valorantのアップデート「パッチ1.02」で降参機能が追加されました。試合中に降参を提案することで、Valorantのマッチを早く終わらせることができます。
この記事では、Valorantで降参の提案方法と降参によるメリット・デメリットを紹介します。
ヴァロラントの試合中に降参のやり方
Valorantの試合中に降参を提案するためには次の条件が必要になります。
- ラウンドが5以降(バージョン1.03より8ラウンドから変更になりました。)
- そのフェーズで降参を提案したことがない
以上の条件に当てはまる場合、チャットで「/ff」と打つことによって、購入中の場合はそのときに、試合中の場合は次のラウンドの最初に、チーム全体で降参の提案が促されます。
このときに、チームメイトの全員が「/yes」または「/no」とタイプして、降参するかどうかを選択します。全員の降参に対する承諾が取れた場合、その試合を負け判定で終了することができます。
降参した場合の試合の扱い
Valorantの試合中に降参が成立した場合、その試合は負け判定で終了しますが、他にも細かい制約があります。
まず、その試合で本来行われるはずだったすべてのラウンドが負け判定になります。具体的には、戦うことで勝ってたかもしれないラウンドはすべて負け判定になります。
また、試合後にもらえるValorantポイント(ヴァロラントポイント)は、上記の負け判定を考慮した分の報酬が獲得できます。
敵が降参した場合、それ以降行われるはずだったすべてのラウンドが勝ち判定となり、Valorantポイントも勝ちとして扱われたラウンドを考慮した分の報酬が獲得できます。
Valorantで降参するメリット・デメリット
Valorantで降参するメリット
降参することで得られるメリットはまず時間の短縮が挙げられます。負け続けている試合で、敵との実力差が著しい場合、その後のラウンドで勝って試合を巻き返すことが困難である場合があります。そのような試合は早く切り上げ、次の試合に望んだほうが効率よくランクを回せます。
次に挙げられるのが過度なフィーディングによるストレスの抑制です。敵との実力差が甚だしく、一方的にキルされたり、舐めプ(舐めたプレイ)をされると、メンタルが弱い方はストレスが溜まる最もな原因となります。よって、そのような試合では早めに試合を切り上げて、ストレスの抑制をするべきです。
Valorantで降参するメリットをまとめると、
- 負けが確定した試合での時間の短縮
- 一方的な試合展開のストレス緩和
Valorantで降参するデメリット
降参することによるデメリットでまず初めに挙げられるのが、勝っていたかもしれない試合を放棄したことによる機会損失です。とくに降参による損失が大きいのがランクマッチで、無闇に降参をしてしまうと、思わぬ形でランクが落ちてモチベーションの低下につながる虞れがあります。
次に挙げられるのが、自分のスキルを鍛えることができないことです。プレイヤーは困難を乗り越えてこそ強くなれます。簡単に勝てる試合での技能の上達は全く見込めません。よって、降参はそのような自身のスキルアップのチャンスを逃す手段となり得るのです。
Valorantで降参するデメリットをまとめると、
- 勝てるチャンスを捨てることになる
- 自分のスキルが上達しなくなる
Valorantで(敵に)降参されるメリット・デメリット
はじめにお断りですが、Valorantでは降参された場合、自分たちにデメリットはほとんどありません。あるとすれば、ストレス解消が中断されることぐらいでしょう。
Valorantで降参されるメリットとして一番大きいのが、無条件で試合に勝て、負けていたかもしれないラウンド分の報酬も獲得できることです。特にランクマッチでは、僅差で勝つ試合よりも、甚だしい差で勝ったほうがランクの上がり具合が大きいので、降参された場合のほうがランクの伸び具合が高くなる確率が高まります。
次に挙げられるのが、スキルアップできない試合での時間短縮です。簡単な試合では自分の腕前はほとんど上がりません。そのような無意味な試合での時間を短縮し、自分のスキルアップの時間に充てられます。
Valorantで降参されるメリットをまとめると、
- 報酬やランクポイントが多くもらえる確率が上がる
- スキルアップできない無意味な試合での時間の浪費を抑えられる