ゲーミングPCの選び方
コスパを重視してゲーミングPCを選ぶ際は、単に価格の安さだけでなく、快適なゲームプレイを実現するためのスペックをしっかりと理解することが重要です。以下のポイントを押さえて、自分にぴったりのPCを選びましょう。
1. CPU(プロセッサー)
PCの「頭脳」とも言えるCPUは、ゲームの動作だけでなく、普段の作業にも大きく影響します。私は以前、安さ重視でエントリークラスのCPUを選んだことがありましたが、FPSゲームをプレイ中にカクついたり、配信ソフトを同時に開いた途端に処理落ちしてしまったり…正直、ストレスでした。
その後、ミドルクラスのCPU(Core i5やRyzen 5以上)を搭載したPCに買い替えたところ、劇的に快適になりました!ゲーム中に裏でDiscordを開いたり、ブラウザで攻略情報を調べたりしても、サクサク動くように。余裕を持って動作させたいなら、少なくとも6コア以上のCPUを選ぶのがおすすめです。
2. GPU(グラフィックボード)
グラフィックの美しさや動きの滑らかさを左右するGPU。最初、「別に高画質じゃなくてもいいかな?」と思い、エントリークラスのGPU(GTX 1650)を選んだのですが、いざAAAタイトルをプレイしたら、画質を下げてもカクカクでプレイできない結果に…。
特にオープンワールドゲームである『Cyberpunk 2077』や『ホグワーツ・レガシー』では、画質を上げるとフレームレートが低下し、カクついて酔ってしまうことも。逆に、RTX 3060クラスのGPUに買い替えたら、高画質で滑らかに動くようになり、まるで映画の中にいるような没入感を味わえました!
結論としては、快適に遊びたいならRTX 3050以上、特にFPSや高画質ゲームを楽しみたいならRTX 4060以上がおすすめです。
3. RAM(メモリ)
「メモリって多いほどいいって聞くけど、実際どうなの?」と私も疑問に思っていました。最初に買ったPCは8GBだったのですが、ゲームとブラウザを同時に開くとすぐカクカク…。特に『Apex Legends』や『Fortnite』のようなオンラインゲームでは、試合の途中で一瞬止まることもあり、すごくストレスでした。
そこで16GBに増設したところ、劇的に快適に!ゲームしながら攻略情報を調べたり、Discordで通話したりしても問題なし。それでも、配信や動画編集もやるようになってから32GBにしたら、さらに余裕が生まれました。
基本的に16GBが快適な基準ですが、動画編集や配信を考えているなら32GB以上がおすすめです。
4. ストレージ
ゲームのロード時間に大きく関わるのがストレージ。最初のPCはHDD搭載モデルだったのですが、間違えてHDDにゲームをダウンロードしてしまったところ、『GTA V』や『原神』のようなオープンワールドゲームでは起動に数分かかることも…。
その後、SSD(NVMe 1TB)を搭載したPCに変えたところ、ロード時間が数秒に短縮! フレンドと一緒にゲームを始めるときも、SSDだと一番早くロビーに入れて「もう始められるよ!」って言えるレベルです。
最低でも500GBのSSDを搭載し、できれば1TB以上の容量を確保すると、ゲームを複数インストールしても余裕があります。
10万円で買えるコスパ抜群のゲーミングPC
「コスパ重視のゲーミングPC」を探しているなら、10万円以下で組めるRyzen5を組み込んだPCがおすすめです。
構成例
パーツ | 製品名 |
---|---|
CPU | AMD Ryzen 5 5600GT |
メモリ | Crucial 16GB (8GBx2) DDR4-3200MHz |
マザーボード | MSI B550M PRO-VDH WIFI |
ストレージ | Crucial P3 1TB NVMe SSD |
グラボ | MSI GeForce RTX 3050 VD8789 |
電源 | Corsair CV550 550W 80PLUS Bronze |
ケース | Cooler Master Q300L ミニタワー |
CPU:AMD Ryzen 5 5600GT
- 6コア12スレッドで、一般用途から軽いクリエイティブ作業まで対応可能。
- 最大4.4GHzのブーストクロックで、ゲームやマルチタスクも快適。
- 内蔵グラフィックス (Radeon Vega 7) 搭載だが、RTX 3050を使用するためほぼ無用。
- コストパフォーマンスが高く、将来的なアップグレードもしやすい。
メモリ:Crucial 16GB (8GBx2) DDR4-3200MHz
- デュアルチャンネル構成で帯域幅を最大化し、ゲームやクリエイティブ作業のパフォーマンスを向上。
- 3200MHzの動作クロックで、Ryzen 5 5600GTの性能をしっかり引き出せる。
- 必要に応じて 32GB(16GBx2)にアップグレード可能。
マザーボード:MSI B550M PRO-VDH WIFI
- Wi-Fi & Bluetooth搭載で、無線環境でも快適に使用可能。
- B550チップセット採用で、将来的な Ryzen 5000シリーズの上位CPU にも対応。
- M.2スロット搭載で高速ストレージが利用可能。
- コンパクトな Micro-ATXフォームファクター で、省スペースPCにも最適。
ストレージ:Crucial P3 1TB NVMe SSD
- 最大3500MB/sの高速読み込みで、OSやゲームのロード時間を大幅に短縮。
- 1TBの大容量で、ゲーム・動画・作業データも余裕で収納可能。
- 将来的に M.2スロットを追加してストレージ増設も可能。
グラフィックボード:MSI GeForce RTX 3050 VD8789
- 6GB GDDR6メモリを搭載し、フルHD解像度のゲームプレイに最適。
- DLSS対応で、一部のゲームでAIによるフレーム補完が可能。
- レイトレーシング対応だが、本格的なゲームをプレイするならRTX 3060以上が推奨。
- 軽量なPCゲームや Apex Legends / Fortnite / Minecraft / Genshin Impact などを快適にプレイ可能。
電源:Corsair CV550 550W 80PLUS Bronze
- 550Wの電力供給で、この構成には十分なパワー。
- 80PLUS Bronze認証 により、電力効率が良く省エネ。
- 必要に応じて 600W~750Wにアップグレードすれば、将来的なGPU交換にも対応可能。
ケース:Cooler Master Q300L ミニタワー
- コンパクトなミニタワー設計で、デスク上や狭いスペースにも設置しやすい。
- 優れたエアフロー設計で、冷却性能を維持しながら静音性を確保。
- フロントとトップに追加ファンを搭載することで、さらに冷却性能を向上可能。
まとめ
コスパ最強のゲーミングPCを選ぶには、単に価格の安さではなく、快適にゲームを楽しめるスペックを見極めることが重要です。CPUはRyzen 5 5600GTのような6コア以上のものを選び、グラフィック性能を担うGPUは最低でもRTX 3050以上がおすすめ。メモリは16GBが快適な基準で、動画編集や配信を考えるなら32GBを検討しましょう。ストレージはSSD(推奨1TB)を搭載することで、ロード時間の短縮と快適なゲーム環境を実現できます。本記事で紹介した10万円以内の構成なら、高コスパでさまざまなゲームを快適にプレイ可能。予算を抑えつつ、満足度の高いゲーミングPCを手に入れましょう!